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会長の時間21日に大野で開催されたIMに多数ご出席いただき感謝する。私はその日1日敦賀でJR直流化開業記念イベントのため、欠席となり、申し訳ない。先日、中村純一郎会員と矢田会員のお見舞いに伺ったが、おふたりともお元気で安心した。 さて、来月はロータリー財団月間だが、その始まりといえば、アーチC.クランフが思い起こされる。彼は1869年にペンシルベニア州の貧しい家庭に生まれ、家計の足しにするため12歳で学校を辞め仕事に就いた。16歳で材木会社の使い走りになり、夜間学校に入学、仕事を終えた後、電車賃節約のため片道4マイルの距離を歩いて通学した。 材木会社が経営難に陥った時マネージャーに昇格し、経営を好転させ、業界で最も収益性の高い企業に発展させた。その後同社を購入、更に銀行や汽船会社など数々の企業の社長に就任した。 また18歳の時独学でフルートを始め、3年後名手となった彼はクリーブランド・シンフォニー・オーケストラのフルート演奏家として14年続けたという逸話もある。1911年にクリーブランド・ロータリー・クラブの創立会員となった彼は、その後1916〜17年度の国際ロータリークラブ連合会長となった。1917年アトランタで開催された国際大会で「ロータリーが基金をつくり、全世界的規模で、慈善、教育、その他社会奉仕の分野で何かよいことをしようではないか」と提案、これが採択され、ロータリー基金ができた。これがロータリー財団の前身である。 最初の寄付は1917年の26ドル50セントであった。今日のレートで3千円ぐらいであるが、90年前のことであり、現在の物価に換算すると相当な金額だったと思われる。今日、世界中で大きな貢献をし、重要な役割を果たしているロータリー財団も、当初から順風満帆であった訳ではない。始めて6年が経っても基金の残高はやっと700ドルに達したにすぎず、相当、産みの苦しみを味わったようである。1928年、基金総額5739ドルに達した時、基金の名称をロータリー財団と改め、国際ロータリー定款、細則も改定された。1929年の株価暴落後、様々な慈善活動に対する寄付金が枯渇するようになったが、ポール・ハリスが財団の最初の拠出を要請したのはその時であり、国際障害児協会のため500ドルを贈っている。1947年のポール・ハリスの逝去が転換点となり、多くのロータリアンがその死を悼み、急激に寄付が寄せられるようになった。財団はポール・ハリス記念基金を設け、財団強化のため寄付を要請、その反響は素晴らしく、翌年には130万ドル以上の寄付があった。高等研究奨学金と呼ばれる最初の財団プログラムが実現、米、英、仏、ベルギー、メキシコ、中国の18人の若者が選ばれ、他国でそれぞれ専門分野を勉学した。当時ポール・ハリス・フェロー(PHF)と呼ばれた最初の国際親善奨学生だった。ロータリー財団がこれほど効果的なのは、資金と人を組み合わせるからだとアーチ・クランフは述べている。「金だけでは大したことはできない。個人の奉仕は金がなければ無力である。この二つが組み合わされば、文明への天の恵みとなる」クランフは1951年に亡くなったが、クランフ自身が小さなひらめきと呼んだアイデア、ロータリー財団は多くのロータリアンによって大きく花開くことになったのである。 委員会報告親睦委員会11/12の家族旅行は参加者が少なく、延期とする。来年6月までに改めて企画実施するので宜しくお願いする。 R情報委員会21日の大野RCでのIMに先立ち、県下19RCによる情報委員長会議が開催され、ロータリーの現状とロータリー情報について意見交換を行った。創立50周年を迎える当クラブが推進している改革について詳細に報告してきた。ほかに広報活動の重要性についての話題など活発な意見交換があった。 幹事先日のIMの折、神谷PGがまとめられた「魅力あるロータリーをつくる−会員の絆・地域との絆−」を配布したのでご覧願いたい。50周年記念クラブソングについて4つの最終候補について投票をお願いする。第2回の家庭集会を11〜12月中旬に開催予定、クラブ改革についての具体的方策について各班でご議論願いたい。 卓話「職業奉仕はロータリーの核心」地区職業奉仕委員 木村昌弘氏(三国RC)敦賀RCにおかれましては今年度が創立50周年ということで誠におめでとうございます。また、貴職業奉仕委員会では記念事業として「私の職業奉仕」という冊子を作られるとお聞きし、敬意を表する。さて、職業奉仕について、私なりに資料をまとめ、配布したので参考にしていただきたい。 また、四つのテスト、書写チェックシートについても作成したのでご活用いただければ幸甚です。さて、ロータリーの基本精神、綱領の中心概念は「奉仕の理想」、原文は、「The Ideal of Service:サービスの理念」(1912年アメリカ デュルース国際大会)とされ、また、2大標語として@ 「Service Above Self:超我の奉仕」(1912年コリンズ)A「 They Profit Most Who Serves Best:最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」(1911年シェルドン)がある。職業奉仕はロータリーの核心、ロータリーの金看板である。 ロータリーの思想をたどるには@ロータリーの綱領Aロータリーの道徳律Bロータリーの職業宣言C大連宣言D四つのテストE職業奉仕に関する声明F決議23-24G社会奉仕に関する声明 等について理解が求められる。職業奉仕は、ロータリークラブとクラブ会員両方の責務である。 クラブの役割は、たびたび職業奉仕を実施してみせることによって、また、クラブ自身の行動に職業奉仕を生かすことによって、模範となる実例を示すことによって、さらにクラブ会員が自己の職業上の手腕を発揮できるようなプロジェクトを開発することによって、目標を実践、奨励することである。クラブ会員の役割は、ロータリーの原則に沿って、自らと自分の職業を律し、併せてクラブが開発したプロジェクトに応えることである。日本人により職業奉仕について格調高く語られた理念を紹介したい。1928年大連RC会員の古沢丈作氏が創案した「大連宣言」である。これを読み上げて私の卓話を終えることとする。(資料参照) |
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